食品のアレルギー表示の正しい書き方と一括表示の誤表記防止策

食品のアレルギー表示の書き方ガイド

食品を一般消費者へ容器包装して販売するとき、アレルギー表示の書き方は食品表示法のルールに沿って決めます。原則は原材料の直後に括弧を付ける個別表示で、表示面積が限られる場合などに一括表示が用いられます。

この記事では、個別表示と一括表示の違い、括弧の付け方の例、誤表記を防ぐ確認の手順を解説します。同じ食品の中で二つの方法を混ぜない点も、書き方の基本です。書き方の型を把握したうえで、仕入れや配合が動いたときの見直しまで揃えることが、記載のずれを抑えることにつながります。現場のラベル作成の手がかりとしてお役立てください。

アレルギー表示の複雑な書き方をサポートするらくらくシェフ

らくらくシェフは、手作業による確認やアレルギー表示の書き方に伴う負担を減らし、誤表記のリスクを抑えるクラウドサービスです。食品表示法に沿ったラベルを作成する際、専門知識がなくてもレシピどおりに材料と使用量を入力するだけで、複雑なルールの自動計算やラベル用データの作成ができます。原材料と添加物の自動分離機能や、アレルギー物質のデータベースを活用した自動算出を備え、現場でのデータ入力や確認作業の手間を削減します。

自社で作成したラベルの表記確認には、担当者名を出して個別に対応する無料の食品表示診断サービスもあります。メールでラベル画像などを送付すると診断を行い、表示方法の修正をサポートします。

導入前に操作感を確認できるよう、最大2ヶ月の無料お試し期間をご用意しています。無料期間が満了したあとに自動で有料の本会員へ切り替わることはありません。弁当店、昼食を出す居酒屋、飲料の製造販売など、ラベルの面積や原材料の数が商品ごとに違う現場でも利用できます。

アレルギー表示の書き方を、属人的な確認だけに残さず、データ上で揃えていく運用へ移す際のご検討材料になります。データ作成や情報管理体制の見直しも対象です。

アレルギー表示で使う個別表示と一括表示の違い

アレルギー表示で使う個別表示と一括表示の違い

アレルギー物質の書き方には、原則の個別表示と、例外として認められる一括表示があります。

個別表示の置き方

個別表示は、原材料名の直後に括弧を付け、含まれる特定原材料等を書く方法です。お弁当に添えるマヨネーズ、居酒屋の仕出しに使うハムなど、材料ごとに何が入っているかを追えます。消費者が原材料と原因物質の対応を追える点が、原則とされる理由です。

一括表示の置き方

一括表示は、原材料を並べたあとの末尾に、対象をまとめて書く方法です。書き方は「(一部に小麦・卵・乳成分を含む)」の形です。飲料の短冊ラベルや、表示面が狭い容器包装で用いられることがあります。どの原材料に由来するかは、個別表示ほど追いにくくなります。

個別表示と一括表示を混ぜない理由

同じ食品の表示の中で、個別表示と一括表示を組み合わせることはできない、とされています。お弁当の本体と内掛けのタレが同じ包装に入る場合、方法が分かれると読み手が混乱するおそれがあるためです。表示面積と文字の大きさを確認したうえで、どちらか一方に統一しましょう。

アレルギー表示の書き方を具体例で確認する

アレルギー表示の書き方を具体例で確認する

括弧の位置と用語は、表示方法ごとに書き方の例が示されています。

個別表示の書き方の例

原材料の直後に括弧を付ける例として、「ハム(卵・豚肉を含む)」「マヨネーズ(卵・大豆を含む)」があります。特定原材料等が複数あるときは「・」でつなぎます。乳を含む場合は「乳成分を含む」と書く点が、他の品目と異なります。お弁当の副菜や、居酒屋の仕出しに添える調味料でも同じ型です。

一括表示の書き方の例

原材料を重量の順に並べたあと、末尾にまとめる例です。「じゃがいも、にんじん、ハム、マヨネーズ/調味料(アミノ酸等)、(一部に卵・豚肉・大豆を含む)」のように書きます。飲料で果汁と香料が並ぶ場合も、末尾の括弧に対象を集約する型は同じです。

代替表記の例と用語の範囲

例えば、卵を「玉子」「たまご」と書くなど、同一と認められる代替表記があります。使える表記はリストに示されたものに限られ、現場で略した造語は使えません。リストにない書き方は、誤表記につながるおそれがあります。うずら卵のように、範囲として示されている名称もあります。

アレルギー表示の誤表記を防ぐ確認の手順

誤表記を減らすには、書き上がったラベルを、決めた手順で見直すところから始まります。

表示方法が混ざっていないかを見る手順

完成した表示を上から追い、括弧が原材料の直後だけにあるのか、末尾にだけあるのかを確認します。両方があるときは、方法が混在しています。方法が分かれたままだと、読み手が対応関係を追えません。複数の料理やソースを一つの容器にまとめるときは、この確認を先に置きます。

用語と括弧の位置を照合する手順

規格書の品目と、ラベルの括弧内の語句を突き合わせます。「卵使用」など、リストにない言い回しになっていないかを見ます。代替表記を使うときも、リストにある表記かどうかを確認する手順が必要です。

配合や仕入れが動いたあとの見直し手順

レシピの変更や仕入れ先の切り替え後は、括弧内の語句を作り直します。飲料の香料や、居酒屋の昼弁当で使うめんつゆは、中身が変わっても商品名がそのまま残ることがあります。名称が同じでも、以前の表示をそのまま流用しない運用を徹底することが、ずれの抑制につながります。

書き方の確認を口頭の申し送りだけに頼ると、括弧の見方が担当者ごとに異なるリスクが生じます。らくらくシェフは、クラウドサービス上で配合を登録し、アレルギー表示を含むラベル用データの作成をサポートします。印刷前の最終確認手順を整備したい場合は、ぜひご検討ください。

【Q&A】アレルギー表示の書き方についての解説

個別表示と一括表示は、同じ食品の中で混ぜてもよいですか?
同じ食品の表示内で個別表示と一括表示を組み合わせることはできない、とされています。表示面積などの事情を見たうえで、どちらか一方に揃えます。おかずとソース類を一つの包装にまとめる場合も、方法は一つに揃えます。
アレルギー表示の書き方で、玉子など別の名称を使ってもよいですか?
卵を玉子やたまごと書くなど、リストに示された代替表記は使えます。例えば卵の代替表記は、玉子、たまご、タマゴ、エッグなどです。リストにない略称や造語は、誤表記につながるおそれがあります。
仕入れ先が変わったとき、アレルギー表示の書き方はどの手順で見直しますか?
商品名が同じでも中身が変わっていることがあるため、規格書と括弧内の語句を突き合わせます。個別表示と一括表示が混ざっていないかも、合わせて確認します。名称が据え置きの材料ほど、この手順を先に置きます。

アレルギー表示の書き方に関するご相談はらくらくシェフへ

社名 合同会社(LLC)らくらくシェフ
所在地 〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-8京橋白伝ビル4F
(株式会社シンクノア内)
事業内容 食品事業者向けクラウドサービスの販売
企業目標
  • ・中小食品事業者の事業活動をサポートするためのサービスを提供する。
  • ・ユーザー目線の開発で、現場で働く人に喜んでもらえるサービスを提供する。
  • ・技術とアイディアを追求し、食品事業者の仕事を進化させるサービスを提供する。
TEL 090-2745-1344
URL https://www.rakuchef.net/